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日本シリーズ第五戦

西武ドームでの最後、第五戦先発はエースの涌井投手。初戦で勝利を収めているので期待が高まるが、八回で115球を投じての中四日で通常よりも休みが短かったのが少し不安である。

関東
試合前にランニングする涌井投手
関東
柔軟体操を何度も繰り返す
関東
練習を見守る首脳陣

ライオンズ一回裏の攻撃。先頭打者の片岡選手、続く栗山選手、中島選手が右に左にと綺麗に打ち分け、敵先発の上原投手を攻めてノーアウト満塁。初っ端から打線が大爆発か! と思わせておいて、四番のおかわりクンこと中村選手が三振に倒れ、石井義人選手の打球もセカンドゴロの、あわやダプルプレー。幸いにして一塁に駆け込んだ足が速く、これでライオンズ先制。

結局、ノーアウト満塁から一点しか取れず、スタンドのあちこちから不満の声が漏れる。気持ちは分かるけれど、まだ初回だし……と達観している私は、日頃応援している某チームの極貧打線ぶりに飼い慣らされてしまっているらしい。チャンスを悉く潰したり、ゲッツー崩れでセコく一点、というのもお家芸並みに良く見てるしね(苦笑)。

関東
一塁二塁で打席にナカジ
関東
ノーアウト満塁!
関東
あっという間に二アウト…

涌井投手は調子が良いのか、二回にホームランを打たれて一点を失ったくらいで、二安打に抑える好投を見せていた。しかし、ホームランバッター揃いのライオンズ打線の援護が無い。三回裏にも三連打で満塁という大チャンスを作るも、打順が悪くて後続が断たれて一点止まり。

関東
盛り上がるスタンド
関東
淡々と投げる涌井選手
関東
三回にも満塁として攻め立てるが…

早く追加点が欲しいところなのに、細川捕手が走塁時に変な倒れ方をして二回で、中島選手も五回の打席で三振で終わった後にベンチへ下がってしまった。よりによって守備の要が二人も抜けてどーすんの!

交替理由の予想はつくが、どの程度の負傷なのか、明日以降は出場可能なのかが気になる。前日の乱闘騒ぎの時も思ったが、テレビやラジオならば情報がすぐに入って来るのに、スタンドにいると全く分からないのがもどかしい。特に、中島選手の三振――同じ状況で脇腹を痛め、一ヶ月も戦列を離れた某チームの某内野手兼外野手と被る……。

2-1という僅差でリードを保っていた七回、涌井投手がついに捕まった。どうしたことか五連打を喰らい、四失点でマウンドを小野寺投手に譲ることに。

関東
五回まで終了して2-1
関東
慌しくなるブルペン
関東
ついにピッチャー交替

ここでやっと気付く。私の前の座席には大柄な外国人男性が座っていた(レプリカ・ユニフォーム着用だったから許す!)ため、打球の行方を見失うことが何度かあった。そんな時には周囲の反応でアウトかセーフを判断して一喜一憂するわけだが、喜んだのも束の間、アウトを取られていたり、ヒットを打たれていたりと、悉く劣勢だったりする。

ライオンズのエースをマウンドから引き摺り下ろし、盛り上がる三塁側とレフトスタンド、そして――流石に違和感を覚えて真後ろを振り返れば、敵チームのメガホンを持っていやがったぜ……。スタンドは若干だが空席があるようだし、札幌ドームならば地元チームファンで埋め尽くされてこんなこともなかろうに。決め手に欠ける目の前の貧打っぷりにもまた、故郷が恋しくなって来るよ……。てか、敵ファンがこっちのスタンドに座ってんじゃねーよ!

それまでは試合観戦に集中していて耳に入っていなかったのか、劣勢で奴等の応援も大人しかったのか。でも、一旦気付いてしまえば、気になって気になって仕方がない。九回に敵が追加点を上げて大騒ぎする後部座席がどうしても我慢出来ず、道産子三井投手から谷中投手に替わったところで席を立ってしまった。出口に向かって歩く途中、敵側スタンドがどっと沸いた。ああもう……。

関東
ラッキーセブン
関東
背番号69谷中投手出陣
関東
このスコアで席を立った

試合は3-7で敗戦。九回裏に最速投手クルーンから、チャラ尾さんこと平尾選手がホームランを打っていた。電車内で携帯サイトを確認してそれを知り、貴重でなかなか見られない場面を見逃した悔しさに、思わず悲鳴を上げてしまった。

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modified on November 29, 2008

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