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石狩温泉・番屋の宿&番屋の湯 2002

石狩浜のすぐそばにある番屋の湯は、札幌市内から車で30-40分足らずと気軽に行ける。

「番屋の湯」は日帰り温泉専門の施設で、隣にある「番屋の宿」に宿泊すれば、「番屋の湯」と「番屋の宿」にある浴場を使用出来る。そばには「地ビール館」もあり、レストランではビールに合いそうな居酒屋風の料理を出しているようだ。

客室は全て石狩浜側に面していて、眺めもなかなか。日本海、その向こうに南側は小樽、北側は増毛あたりまで見えるのかな? 頂上あたりにまだ雪が残っているのも良く見える。夕暮れ時になると、どこからともなく車がわらわらと浜に集まってきて、沈んだと同時に列をなして去って行く様は可笑しい。でも、もちろん、海に沈む夕日はとても綺麗。

それにしても、「番屋の湯」の混雑振りと言ったら! 20-30ある洗い場の9割は常に埋まっている程。お風呂は芋洗い状態とまではいかなかったけれど、ジャグジーや露天は長居したら他の人に悪いかな?というぐらい。サウナも満員。2つしかない寝湯は、隣の浴槽に浸かって、空くのを虎視眈々と狙っていないと。そして、やはりと言うべきか、平日の昼間だったせいか、バーサマが多い。そして、あちこちで挨拶してる。皆ご近所さん? 知り合いか? しかも、日帰り入浴の入館料は600円もするのに、皆さんかなり頻繁に通っているらしい。

というわけで、チェックインしてからすぐのお風呂は「番屋の湯」で頂いたものの、この混雑振りにはどうも馴染めず、夕食後のお風呂は「番屋の宿」の小さ目の大浴場で済ませることにした。そちらの大浴場は、誰もいない貸切状態。他の皆様は当然のように「湯」に行ってるんだろうなあ。あと、ちょうど夕食で宴会時だったのかも。まあ、「宿」のお風呂はちょっと狭かったけれど、すいていて快適だったし、「湯」と泉質が変わるわけでもないし良しとするか。

夕食は部屋で。お刺身でもいけそうな海老、蟹、お魚等の鍋物に、やはり海鮮主体の煮物や焼き物、和え物に筍といくら入りのご飯が美味! 見た目は小さなお皿にちんまりだけど、全部食べるとなると結構な量で、ご飯を半分残してしまった。でも、それはビール腹になっていたせいかも。「番屋の地ビール」なるものがあり、地ビールはやっぱり飲まなきゃね。ビールはピルスナー、アルト、ヴァイツェン、レッドエールと4種類もあるのだ。但し、ビンが小さく、2人で飲むと、コップ1杯ずつで終わり。おかげで、売店のレジも兼ねているフロントに追加のビールを買いに、すっぴんのままで走る羽目になったのであった(恥)。

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夕日
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夕食
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地ビール4種

この「番屋の湯」は一応「公共」施設らしく、値段もお手頃(と言っても、ババ達のように毎日通うとなると……)であり、バスもあって交通の便もそこそこなせいか、北海道内の人気温泉のベストに数えられる。泉質も珍しく、「化石海水」という、1000万年前(!)の海水が、今温泉となって沸いて出てきたというものらしい。水は透明な赤茶色で、感触はさらさらっとしたような、もちろん上がった後はすべすべ。

部屋数も少なく、週末は常に満室の人気宿で、以前に取れなかったことがあり、今回は執念で取ったようなもの。実際に泊まってみた感想は、やっぱりジジババ向きかな、と。食事はとても美味しかったけれど、お風呂以外の時間は結構持て余し気味。たまにはこんなのんびりもいいけれども、わざわざ泊まらなくても良いかも。温泉だけを目的に、日帰りで訪れるので十分堪能出来ると思う。もちろん、少しでも空いていそうな時間帯を狙って、ね。

(2002年5月)

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modified on July 16, 2004 

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