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故宮博物院

北京二日目はツアーでの終日観光。この日はまた別の、日本語がこれまた達者なガイド氏に連れられて最初に行ったのは天安門広場。かの有名な天安門事件の舞台となった場所だが、まだ朝九時だというのに、50万人も収容出来るという世界で一番広い広場は既に人で溢れ返り、今では血生臭さは微塵も感じさせない。

広場の周囲には、国会議事堂にあたる人民大会堂、中国歴史博物館、中国革命博物館、国旗掲揚台等の他、南側には毛主席紀念堂があり、そこに入場しようという観光客が広場中央にある人民英雄紀念碑から折り返して紀念堂の裏側にまで延びる長蛇の列を作っていた。並んでいるのは殆どが中国人だそうで、毛沢東の遺体が安置されているこの紀念堂は聖地のようなものなのか。入場出来るまでは3-4時間はかかるというから、炎天下の中でご苦労なことだ。

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わかり難いが行列が凄かったのだ
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人民英雄紀念碑と毛主席紀念堂
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天安門

明・清の時代の宮城・紫禁城は、元の宮殿であるという意味から故宮と呼ばれ、中は博物館(故宮博物院)になっている。天安門からは端門を経て、南側の正門である午門までもかなり歩くが、中を通って北側の神武門までは直線距離でも1km位、東西の幅も753mあるという。敷地内は全部で9,000部屋もある建物群やそれを繋ぐ門で入り組んでいるので、暑い中を右往左往するのは辛い。

午門を抜けるとまた広場に出て、その向こうに太和門、それを抜けると更に広場があり――ひたすら歩いて、最大の見所である太和殿にやっと辿り着く。ここは、皇帝の即位や重要な儀式が行われた場所。宮殿前の広場は1万人は収容出来る程だそうで、映画「ラストエンペラー」で再現されているのを見れば良くわかるらしい。私は映画を見ていなかったので後悔した(帰国後も結局見ていない)。

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午門
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太和門
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太和殿の玉座

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太和殿

太和殿の裏手にある中和殿は、皇帝が儀式を行うために太和殿に向かう際の休憩所。更に、保和殿という、大晦日や正月に宴を催したり、昔の中国の官吏登用制度・科挙の最高試験である殿試も行われた宮殿がある。以上の太和殿、中和殿、保和殿は故宮の三大殿。

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左が中和殿、右は太和殿の裏側
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中和殿の玉座
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保和殿の玉座

これらの宮殿の周囲、この先にもたくさんの小宮殿がある。今回はツアーでの見学であり、広過ぎるしで多くは遠くから眺めるだけ。

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西を見ても
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東を見ても遠い!
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乾清門

別料金で入れる絵画館や陶器館などがあり、私達はガイド氏がお勧めの時計館に入ることになった。でも、彼の入場料は私達お客四人で頭割り。お勧めしておいてそんなのアリか? しかし、世界各国から贈られた時計は装飾も豪華で、見る価値は大。尚、一番楽しんで見ていたのは、ガイド氏本人。まあ、一人当たり200円も出していないし、チップだと思うとしよう。

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時計館内部
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交泰殿
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神武門...故宮の出口

最後の神武門まで、二時間半も歩き通し。門のそばにある土産物屋では、熱いお茶を無料でサービスしてくれるのでしばし休憩。暑い時に熱いお茶……なかなか良いかも。

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modified on July 16, 2004 

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