再び王府井
観光後は北京市内に戻り、政府が運営に関わっているという中国茶専門店へ行った。散々試飲をしまくった後、上海の店には置いていなかったライチ茶とヤンロン茶を購入。
どうもおかしいと思っていたら、このオプショナル・ツアーの30人以上もいる参加者は一つの団体で、この後は北京ダックの夕食だとか。ガイド氏はオプショナル・ツアーでの「別枠」二人がいることに気が付いていないようで、このまま黙っていれば団体に紛れて北京ダックをタダ食い出来そう――と内心しめしめと思っていたら、北京ダックを食べたくない相方は、私達に権利がないことを馬鹿正直にも申告。
というわけで、皆が北京ダックを食べに行くバスとは別に、私達だけタクシーで強制送還。北京のタクシーは、運転手席だけが鉄柵の中に入っている。強盗に襲われないためらしい。運転手は中国語しか話せないようで移動中に会話することもなく、強面なのが余計に緊張させるのだが、降りる時に「謝謝(シェーシェー)と言ったら、照れた風に微笑んで去って行った。
ホテルに到着後、ツアー・デスクで立て替えたタクシー代の清算をしてから、この日も王府井へ繰り出した。中国での最後の食事は、これまでに散々美味しいものをたらふく食べてきたこともあり、日本風のラーメンを出す店での簡単な夕食となった。やっぱり北京ダックを食べ損ねて惜しいことをした。まあ、レストランで席が足りなくてバレるか。
失礼ながら、私の中での中国は「日本よりも遅れている」というイメージがあって、男性は皆人民服を来ていて、女性は化粧っ気のないオバサン顔、水墨画に描かれているような風景で、漢字だらけの古びた看板の汚い店、何を聞いても得意のセリフの「没有(メイヨー。無い、という意味)」を無愛想に吐く、仕切りなしに行き交う自転車の波、ドアのないトイレでは皆のお尻が並ぶ……と、こんな感じだった。
実際は男性も女性も日本にいる人と変わりないような出で立ちで、ピカピカのビルディングにお洒落な字体の看板は眩しいわ、接客業に携わる人は(一部を除いて)皆スマイル、そして噂の共同トイレは何処に? 自転車の台数だけはやはり多かったが、想像した程でもなかったのは、車の普及率が更に凄いための比較の問題ではないかとのこと。この数年後には北京オリンピックが控えているため、物凄い勢いで全てが変わりつつあるようだ。
北京も上海も単に人口が多い「大都市」なのではなく「大都会」だった。私達が見たのは中国のごく一部なので、広大な面積を持つ中国の地方に行けば、私が想像していた景色がどこかに残っているのだろうけれど。
私達は五日間が基本のツアーに延泊を付けたため、朝食一回分はなかった筈が、チェック・イン時からその権利が付いていた。また、出発日はホテルのレストランが開く前だったので、豪華な朝食用弁当まで貰ってしまった。これから機内食も出るし荷物にもなるので弁当は現地係員氏にあげたが、高級ホテルのものだからなのか私達が驚く程感激されてしまった。多分旅行会社の手配ミスであろうに感謝までされて、結局その代金も請求されていないし良いのだろうか――な~んて、これもまたしめしめ、と思ったのだが。……ま、まさか気がついて、今から請求が来たりしないよね(汗)。
![]() 機内食・和食 |
![]() 機内食・洋食 |
![]() 2008年は北京オリンピック! |
- 機内食メニュー
- 鱒のスモーク レモン添え
- 若鶏のガランティーヌ
- ポテトサラダ
- 金目鯛のナンチュア風クリームソース(和食) または 若鶏の四川風スパイシーソース(洋食)
- 四季の麺
- デザート
- テーブルロール、コーヒー または 紅茶
fin.
info
modified on July 16, 2004



