ショッピング
ピカデリーサーカス近くにあるロンドン三越にて友人が買い物をしている間に、私は向かいにあるマイ・バス・センターへ行き、二日後の現地ツアーの予約を済ませた。
それから店に向かうと、聞き覚えのある声が「おねえしゃ~ん」と連呼している。子供達は私のことを「おねえさん」と呼んでいた(呼ばせていた?)。弟は私の姿が見えないので、店内でずっと探していたらしい。そこまで好いていてくれていたなんて、う~ん、何て可愛い奴! ただ、彼は私が戻って来てからも「おねえしゃん、おねえしゃん」と呪文のように唱え続けていたが、時々何を間違えるのかわざとなのか、「おにいしゃん」と言う。その度に、私は周囲の視線を浴びていたような気がする。女装しているヤツ、と思われていたらどうしよう(汗)。日本人だらけの店内で、それはちょっと勘弁して欲しかった。
昼食は兄のリクエストで、その地下にあるレストラン三越へ。やはり値段が高目なので、私は一番安い8ポンド(約1,520円)のざるそば。日本から遠く離れた地であることを抜きにしても、なかなか美味。
兄はちらし寿司で、魚介類は鮪や鮭、いくら、赤貝、帆立、それからきゅうりと、具を忘れてしまったが、これを乗せるか?と突っ込みたくなるような野菜が乗っていた。日本の食材が揃っているロンドンでも、寿司ネタまではさすがに揃わないらしい。友人と弟は1つのちらし寿司を分け合っていた。子供達が大人しく食べていたので、友人と話に夢中になっていたら、美味しいネタは全て弟に食べられてしまい、友人にはガリと大量のご飯しか残されていなかった。真正面に座っていたのに気が付かなかった――すまぬ、友人よ。
オックスフォード・サーカスまでは地下鉄でも一区間で、十分に歩ける距離ではあるが、子連れだし一日乗車券もあるしというわけで、バスで移動することにした。赤い2階建てバス、ダブル・デッカーに乗れるとあって子供達も大喜びだが、それ以上に喜んでいたのは私。実は、過去2回の旅行でも、バスには乗ったことがない。
乗ったのは新型ダブル・デッカーで、前から乗車する時に一日乗車券を呈示し、半ばから降車するワンマン・カーだった。出入り口が後ろにあり、バスが走っていても降りる人がいたりするというのが旧型。システムが日本でとは微妙に違うが、変に構える程難しくもない。地下鉄の方が早くて十分に用が足りていたし、何よりもルートやシステムが今ひとつ良くわからないので避けていたというのもあるが、とりあえず友人のお陰で体験出来て良かった。
それから「JALプラザいぎりす屋」にてショッピング。割引のダイレクト・メールが来ていたので、友人が行きたがったのだ。5パーセントの割引がきく友人のクレジット・カードで支払ってもらい、土産物は殆どここで揃えた。日本への帰国を控えている友人も、大量に買い込んでいた。
気に入ったのがティータオル。リネンや綿等で出来ていて、軽くて薄い。本来は一応台所用品なのだが、パソコンのディスプレイにかけるカバー等にぴったり。出来るだけロンドンらしい柄のものを何枚か購入。
![]() ティータオル |
![]() ショートブレッド |
![]() 指貫 |
二人共荷物があまりにも多くなってしまい、その後はまっすぐ家に帰った。そして残金を調べてみてびっくり。まさに、すっからかん、という感じで、最初に150ポンド(約28,500円)も両替したのに、残りの紙幣は30ポンドしかない。ちなみに、オプショナル・ツアーは全てカードで支払っている。
何にそんなに使ったのだろうと考えてみたが、ほぼ毎日かかっている交通費の合計が30ポンド、日本で130円前後で買えるペットボトル飲料が88ペンス(約170円)等。積もり積もれば結構な金額になる。薄々思ってはいたが、やはり全体的に物価が高い。この日に買ったものは全て友人に立て替えてもらっている状態なのに、頭を抱えてしまった。
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modified on July 16, 2004



